プレーンなプリンのこと
プレーンなプリンの、配合と加熱のこと
私たちのプレーンなプリンは、自家農場の平飼い卵「きみがスター」と、北広島町産の牛乳を使っています。
配合を決めるときの基準は、「卵の味が引き立つかどうか」。必要最小限の材料で、卵の風味を楽しんでもらえるプリンを目指しています。
シンプルなお菓子ですが、卵の鮮度や季節によって、仕上がりは変わります。材料の分量と加熱時間を決めたら、それで完成というわけではありません。
卵の鮮度で、固まり方も食感も変わる
プリンをつくっていると、卵の鮮度による違いを感じます。
私たちの工房では、産まれてから日数がたった卵を使うと、固まるまでに時間がかかり、食感も目指している仕上がりから離れてしまいます。農場から届いた新鮮な卵を使っています
同じ量の卵を使っても、同じようには仕上がらない。プリンづくりでは、配合だけでなく、材料となる卵の状態も大切です。
季節によっても仕上がりは変わります。だから、加熱時間の数字だけではなく、実際にどう固まり、どんな食感になったかを確かめながら考えています。
バニラを使わない理由
私たちのプレーンなプリンには、バニラを使っていません。
バニラは香りが強く、このプリンでは、味わってほしい卵の風味よりも前に出てしまうと感じるからです。
プリンに何を加えるかを考えるときも、立ち戻るのは「卵の味が引き立つかどうか」。香りを足すことより、まずは卵そのものの風味を味わってもらいたいと思っています。
卵に合わせる牛乳も、北広島町産
「きみがスター」に合わせているのは、北広島町産の牛乳です。
卵も牛乳も、プリンの味をつくる材料。その中で卵の持ち味が伝わるように、配合のバランスを考えています。
そして、その配合をどのように固めるかで、食べたときの印象も変わります。材料の組み合わせと加熱は、別々に決められるものではありません。風味と食感の両方を見ながら、目指すひと口に近づけていきます。
見た目は、簡素に。風味は、めいっぱいに。
プレーンなプリンは、見た目からは配合や加熱の違いが分かりにくいお菓子です。でも、口に入れたときの風味や食感には、その違いが表れます。
卵の状態を見て、合わせる材料を選び、配合と加熱を考える。私たちは、そんなところに手をかけています。
北広島町の卵と牛乳でつくった、プレーンなプリン。ひとさじの中にある卵の味わいを、楽しんでもらえたら嬉しいです。
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