四ツ葉農場に古くからいる真っ黒な鶏。その名もヤマトちゃん。一番奥の左から3番目の産卵箱にいつもいて僕がその産卵箱の卵を取ろうとすると僕の腕を容赦なくつつきにくる。これがめちゃくちゃ痛い。僕が中途半端な優しさを見せてそっと手を差し出すとヤマトちゃんは僕の優しさなんて気にもせずチャンスと言わんばかりに思いっきり突いてくる。だから僕もヤマトちゃんの時ばかりは心を鬼にしないといけない。やるかやられるか。朝イチの卵を守るものと卵を収穫したいものの戦い。僕は人間。知恵があるから厚手の布を腕に巻いてヤマトちゃんの攻撃を吸収しつつスピーディーにかつ優しく卵を拾い上げる。つまり、僕の勝ち。がしかし負けた翌日のヤマトちゃんはだいたいいつもの産卵箱のすぐ隣に移動している。隠れて僕を油断させておいて奇襲する作戦だろうと思う。僕はこの作戦にあっさりハマっていつも腕をつつかれる。これが痛いから朝からヤマトちゃんにムカついてる。けど相手は鶏。優しい心で卵をいただくという気持ちで。けどヤマトちゃんの部屋以外の話ね。今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。明日もヤマトちゃんは3番目の部屋で待ち構えているんだろうか。つづく

    明日もまたね。

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