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プレーンなプリンのこと

9月23日
読了時間: 2分

プレーンなプリンの、配合と加熱のこと


私たちのプレーンなプリンは、自家農場の平飼い卵「きみがスター」と、北広島町産の牛乳を使っています。


配合を決めるときの基準は、「卵の味が引き立つかどうか」。必要最小限の材料で、卵の風味を楽しんでもらえるプリンを目指しています。


シンプルなお菓子ですが、卵の鮮度や季節によって、仕上がりは変わります。材料の分量と加熱時間を決めたら、それで完成というわけではありません。


卵の鮮度で、固まり方も食感も変わる


プリンをつくっていると、卵の鮮度による違いを感じます。


私たちの工房では、産まれてから日数がたった卵を使うと、固まるまでに時間がかかり、食感も目指している仕上がりから離れてしまいます。農場から届いた新鮮な卵を使っています


同じ量の卵を使っても、同じようには仕上がらない。プリンづくりでは、配合だけでなく、材料となる卵の状態も大切です。


季節によっても仕上がりは変わります。だから、加熱時間の数字だけではなく、実際にどう固まり、どんな食感になったかを確かめながら考えています。


バニラを使わない理由


私たちのプレーンなプリンには、バニラを使っていません。


バニラは香りが強く、このプリンでは、味わってほしい卵の風味よりも前に出てしまうと感じるからです。


プリンに何を加えるかを考えるときも、立ち戻るのは「卵の味が引き立つかどうか」。香りを足すことより、まずは卵そのものの風味を味わってもらいたいと思っています。


卵に合わせる牛乳も、北広島町産


「きみがスター」に合わせているのは、北広島町産の牛乳です。


卵も牛乳も、プリンの味をつくる材料。その中で卵の持ち味が伝わるように、配合のバランスを考えています。


そして、その配合をどのように固めるかで、食べたときの印象も変わります。材料の組み合わせと加熱は、別々に決められるものではありません。風味と食感の両方を見ながら、目指すひと口に近づけていきます。


見た目は、簡素に。風味は、めいっぱいに。


プレーンなプリンは、見た目からは配合や加熱の違いが分かりにくいお菓子です。でも、口に入れたときの風味や食感には、その違いが表れます。


卵の状態を見て、合わせる材料を選び、配合と加熱を考える。私たちは、そんなところに手をかけています。


北広島町の卵と牛乳でつくった、プレーンなプリン。ひとさじの中にある卵の味わいを、楽しんでもらえたら嬉しいです。

 
 
 

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